2 疲れている子どもが多い。
3 自分に自信を持っている子どもが少ない。意識調査の中で中学生選任の内約二百人が「自分は生まれてこなければ良かった」と答えている。
4 死生観に歪みがある。小学生の高学年の調査で死んだら生き返ると思っている子どもが三分の一ほどいる。
5 規則正しい生活習慣が身に付いていない。特に就寝時間が非常に遅い。靴ひもが結べないとか歯を磨けないとか、箸が使えない子が多い。
6 勉強への意欲が低い。就学生の三,四割の生徒が家で全く勉強しない。
7 自己制御力が弱い。以前はキレる、ムカつくという言葉すらなかったのに、それが日常語になってい当たり前になってしまった。
8 基礎体力がない。特に背筋力が弱く、頬杖をついたり、机に突っ伏して授業やテストを受けている。姿勢を正して座っていることができない。
9 国語力の低下。
このような問題点が、今目に見える形となって学級崩壊、不登校、校内暴力、ニットや、フリーター、パラサイトシングルといったい教育問題、社会問題、さらには凶悪犯罪にも深く関連していると感じる。
これらの問題点を見ていると一昔前の日本であれば誰でも当たり前にできていることが今大人も含めてできていないように思う。なぜそうなってしまったのか。それは教育システムや家庭の状況、地域環境、躾や道徳教育の欠如など様々な要素が重なって現在の状況になっているように思う。
橋本左内の『啓発論』の中からの五つ。
1 稚心を去る(子供っぽい心を捨てる)
2 振気(気を振るう)
3 立志(志を立てる)
4 勉学(学びに努める)
5 択交(良い友を選ぶ)
この稚心とは例えば、様々な状況で勉強や仕事の時に、遊びたいとか、少し休みたいなどとついつい考えしまう気持ちのことである。この気持ちをを抑えることができなければ、高い志を立てることはもちろん実行することはできないであろう。
現在の子ども達の問題をあげているのに、私たち大人にも当てはまるので、身の引き締まる思いである。
(参考 致知 2008年12月号 占部賢志 渡邊 毅 教育に懸ける心願)
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