スーダンには何もないけど『何か』がある。
これは、アフリカ、スーダン共和国で医療を中心に教育、生活などを支援するNPO法人「ロシナンテス」の理事長を務める川原尚行さんの言葉だ。
スーダンは長年続いた内戦などで国は疲弊し、国民の多くは貧困に苦しんでいる。難民問題をはじめ様々な問題が山積みになっているが、特に深刻なのは医療の問題だ。ロシナンテスはこれらの問題を積極的に取り組んでいる。
川原さんは、在スーダン日本大使館の医務官を務めていた時、スーダンの現状を見て、一医師として何かできないかと外務省を辞め、スーダンで取得した医師免許のもと医療活動を始めたのがきっかけだった。2006年より、NPO法人として活動をしている。
この「ロシナンテス」という名前の由来は、小説「ドンキホーテ」に出てくるドンキホーテが乗る痩せ馬ロシナンテからきれおり、「私たち一人ひとりは痩せ馬ロシナンテのように無力化もしれない、しかし、ロシナンテが集まり、「ロシナンテス」になれば、きっと何かできるはずだ。と考え、「ロシナンテス」と名付けたそうだ。
この川原さんの行動は、一般の人にはなかなかまねできないだろう。
世界の困っている人たちを支援することをしている人でも、それは一時的なことであって、日本での生活ではなく、現地での生活を主にし、今後自分の人生を注ぎ込んでいくらしい。
そこまで、しなければ現地の人々の信頼はなかったろうし、それが川原さんの流儀なのだろう。
この活動を知り、川原さんの志の高さに共感した。なんとか、自分も支援したいと考える。しかし、現地へ行くなど直接的な支援は難しい。せいぜいカレンダー購入や川原さんの活動を知らせることぐらいしかできないかもしれない。このように、世界で活動する日本人がいることに誇りを持ちたい。
そして、この活動を知ってもらうことで、世界の国々の現状を知り、自分たちは何をしなければならないのかを考えるきっかけになれば良い。
何でもものに満ちあふれている日本の子どもたち。幸せなはずなのに幸せそうな顔は少ない。心はどこか空虚。心の中にある見えない『何か』をもう一度取り戻す必要があるのではないだろうか。果たしてそれは何なのか。
「人道危機だからこそ、その中に飛び込み医療活動をたくましく続ける川原医師の行動に同じ日本人として誇りを持つ。そして同じ子供を持つ親として、責任ある親として誇りを持つ。」(写真家 内藤順司さんの言葉)
進め、ロシナンテス!
※本日、カレンダーが届きました。感謝


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