2007年12月13日

ベトさんドクさん

「ベトちゃんドクちゃん」の名で親しまれた双子の兄弟の兄ベトさんが他界した。
2人はベトナム戦争中にまかれた枯れ葉剤の影響による結合双生児であった。
そのままでは危険だということで受けた分離手術から19年間、脳症の後遺症の影響でずっと話すことが出来ないまま病院で生きていた。
ドクさんは、無言で行き続けることで私たちにメッセージを送ってくれていたと思う。
戦争を決してしてはいけないということを伝えるため必死に生きていた。

弟のドクさんは自分を生かしてくれたベトさんの気持ちも背負って今後も平和を訴え続ける。ベトさんの身体はなくなったが、ベトさんの魂はドクさんの心の中で生き続ける。

私たちはこうした人の心を忘れないようにしなければならない。
決して忘れてはならない。

『 ベトちゃんドクちゃんからのてがみ 松谷 みよ子著』という絵本の中にこうある。
「せんそうは
 けっしてしないって
 やくそくして。
 かれはざいも 
 いや。
 かくへいきも 
 いや。
 ぼくたちからの 
 おねがい。
 口がきけない 
 ベトちゃんとぼくと 
 ふたりからのおねがい。」 

大人は子どもたちに平和な未来を受け継いでいかなければならない。
子どもたちの未来が平和で愛に満ちた世界になりますように。そう願う。
ニックネーム uzak at 10:52| Comment(0) |

2005年12月20日

今年の漢字「愛」

2005年度の今年の漢字は「愛」と決まった。
身近な「愛」から世界規模の「愛」まで、「愛」を育む大切さを感じる中、「愛」が足りない事件が多発した年から選ばれた。

今年は紀宮様と黒田さんのご成婚があり、「韓国ドラマ」や「電車男」などに代表される純愛ブームと言われた。
社会が複雑化し、殺伐とした状態になると、人はこうした人本来の愛を求めるということなのか。

子ども達を巻き込んだ事件が相次ぐなか、その本質的な原因は何なのか。
共通するのは、年少期の環境が大きいように思える。
虐待であったり、無関心放任であったり、いずれにしても年少期に愛情を充分に受け取らないまま大人になると、徳を身につけないままになってしまうようだ。

もっともっと、日本人は身近な「愛」を育む大切さを感じとり、実践する必要がある。
家族に、友達に、周りの人に小さな「愛」を「やさしさ」を配って下さい。
一人ひとりがそういう気持ちでいれば、世の中は今よりずっと良くなるはずだ。

「花には水を、人には愛を」

「愛」という字をじっと見ていると真ん中に「心」がある。
人の真ん中にも心。何事、真ん中に「心」があるのではないか。
ニックネーム uzak at 12:55| Comment(0) |