2人はベトナム戦争中にまかれた枯れ葉剤の影響による結合双生児であった。
そのままでは危険だということで受けた分離手術から19年間、脳症の後遺症の影響でずっと話すことが出来ないまま病院で生きていた。
ドクさんは、無言で行き続けることで私たちにメッセージを送ってくれていたと思う。
戦争を決してしてはいけないということを伝えるため必死に生きていた。
弟のドクさんは自分を生かしてくれたベトさんの気持ちも背負って今後も平和を訴え続ける。ベトさんの身体はなくなったが、ベトさんの魂はドクさんの心の中で生き続ける。
私たちはこうした人の心を忘れないようにしなければならない。
決して忘れてはならない。
『 ベトちゃんドクちゃんからのてがみ 松谷 みよ子著』という絵本の中にこうある。
「せんそうは
けっしてしないって
やくそくして。
かれはざいも
いや。
かくへいきも
いや。
ぼくたちからの
おねがい。
口がきけない
ベトちゃんとぼくと
ふたりからのおねがい。」
大人は子どもたちに平和な未来を受け継いでいかなければならない。
子どもたちの未来が平和で愛に満ちた世界になりますように。そう願う。









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